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３２年前の当時は
ＦＭ番組のエア・チェックや
アナログのレコードからの録音が中心で
最初は 丸録りで満足していたのですが
そのうちに CMやナレーションを省きたい
好きな曲ばかりのテープを作りたい
そんな願望が出てきます
AIWA AD-L400と
同社のラジカセ TPR-830を使い
ダビングしていましたが
その音質に満足出来ずに
もう１台 デッキの購入を検討し始め
激戦区になっていた価格帯のモデルから
VICTOR KD-A55
SONY TC-K55
この２機種に的を絞り
FM週刊誌の特集記事を 読み漁り
カタログでの比較を続けていました
３ヘッド方式は高級機
それ以外は２ヘッド方式が主流の頃です
かなり悩みましたが
実機を見て 操作して再生音を試聴
その結果として
透過型の照明が鮮やかなメーター
選曲専用の再生ヘッド採用
スリムな筐体に
カセットのメカ部が右側
操作部が左側に配置された
KD-A55を購入する事に決定
自分は左利きなので 実際使ってみて
快適な使い心地に満足
長期に渡り 大活躍してくれました
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僅差で購入されなかった雪辱からか
今回 手元に来たTC-K55…
現在慣らし運転の最中ですが
小気味のよい反応を示す操作感と
温もりのある VUメーター
扱いやすい 各種スイッチ
肝心の音も なかなかのもの
前の所有者さまが
大切に使用されていたのが伺えます
念願の『しっかりした２ヘッド機』
これで 今まで停滞していた計画が
ようやく進み始め また忙しくなるぞと
気を引き締めております
今回は この辺で
