弱気(ろくでなしの詩)
お前の夢が 俺であるならば
俺の夢も お前に向かおう
道を逸れ 傷つけ合う喧嘩を幾度重ね
離れようと思えば いつでも出来たはず
それでも こうして 寄り添い歩いている
俺が とんでもない馬鹿やっても
お前は 呆れながら 微笑み許してくれる
「コイツには勝てない」と 思い知らされた
俺の夢が お前になったなら
その手の温もりを 再び握り締められるのか
躊躇うばかりの 情けない男だから
共に 携え向かう 二人の未来に
俺だけが 怖気づいている…
2011/4/28 執筆(一部添削・加筆)