2011-05-04 Midnight Dancer 詩作 #詩 Midnight Dancer 月の光に浮かぶ この砂の舞台に 纏った哀しみを 脱ぎ捨てるため 時を忘れて ひとり踊っている しなやかな 身のこなし 心から 笑顔になれるまで 空に散らばる 無数の星は 女の流した 涙粒の化身 新しい輝き 今夜も 何処かで 夜の海風を 優しく抱いて 君は変わる 美しい妖精 きれいに 艶やかに 時を忘れて ひとり踊れ 心から 笑顔になれるまで ※サークル誌「夢喰」vol.17 1994/9 掲載作品