restart3210の雑記帳(R)

ヤフーブログから引越しして来ました

MAXIMUM

MAXIMUM
 
冷たい風が この肌を
吹き抜けてゆく
優しさが 足りない季節
愛は 枯れても
哀しみは 枯れない
その手に その頬に
どれだけの 涙
流すのだろう
 
尽きぬ痛みを 抱え込んで
悔しさで握った 拳は
今日も 傷だらけだ
 
泣き明かしたい 夜もある
だけど 心配しなくていい
命を粗末にしたら 負けさ
 
生きたいのに 逝った者たちの
言葉 噛み締めながら
どんなに 無様で
不自由な この身体でも
MAXIMUM
生きてみます
 
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PN.出戻 始
作品執筆当時 16才
加筆・添削なし