restart3210の雑記帳(R)

ヤフーブログから引越しして来ました

1996年 CACIO QV DIGITAL(カタログ探訪シリーズ)

 
 
かつては
卓上計算機(電卓)で
市場を席巻していたCASIO
その後は ワープロ専用機などの
ヒット商品を出すものの
パソコンの爆発的な
普及には 為す術もなく
売り上げ不振に
喘いでいた
 
起死回生を果たすべく
開発陣は
今までにない製品を
試行錯誤 悪戦苦闘の末に
世に送り出した
フィルム・カートリッジを使用せず
付属の液晶画面で
撮ったばかりの画像を確認し
失敗作は その場で消去
パソコンとの連携も可能な
‘夢のカメラ’の誕生である!
 
 
アノ番組にも 開発秘話などが
田口氏の独特な語りで
取り上げられましたね
 
その製品カタログが
ひょんな事から 発掘されたので
ここに掲載します
 
イメージ 1
QV-10A・・・¥49.800
QV-30・・・¥69.500
両機種とも 撮像素子25万画素
16Mbit内蔵メモリーに 96枚を記録可能
回転式のレンズ部で 自分撮りや
15cmまでの接写も出来ます
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
当時としては高いスペック
しかし フィルムカメラの滑らかな画質には
まだまだ太刀打ち出来ません
 
フィルムカメラのシェアを
デジカメは 進化を続けることで
段々と削ってゆき…
遂には逆転しましたね
 
最近ではコンパクト・モデルの
普及機でも1.200万画素以上で…
売れ筋の価格帯となると
1.600万画素超えが当り前!
それが諭吉サン 3枚以内で
買えて お釣りも戻る!!
 
普段使いなら
充分に用が足りるでしょう
その先陣を切った
QV-10A
実にエポック・メーキングな
記憶に残すべき モデルです!