2011-09-09 ひと匙のスプーン 詩作 #詩 ひと匙のスプーン ひと匙の スプーンで 掬いました 小さな雲 浮かぶ 青い空を 唇に そっと 触れた瞬間(とき)に 爽やかな 秋の風 心に吹きました ひと匙の スプーンで 掬いました 優しい温もりの 夕陽を 口から喉に 滑り落ちた瞬間 仄かな 灯が 心に燈りました ひと匙の スプーンで・・・ ※執筆当時 16才 加筆/添削なし