restart3210の雑記帳(R)

ヤフーブログから引越しして来ました

あたいの夏休み(歌詞)

あたいの夏休み

短パンを穿いた 付け焼き刃レディたちが
腕を組んで チンピラに ぶら下がって歩く
ここは別荘地 盛り場じゃないのよと
レースのカーテンの陰 囁く声

お金貯めて3日泊まるのが 夏休み
週刊誌読んで やって来れば 数珠つなぎ
冷めたスープ 放り投げるように 飲まされて
2段ベッドでも あたいの夏休み

Summer Vacation あたいのために
Summer Vacation 夏翻(ひるがえ)れ


新聞に載るほど 悪いこともなく
賞状を貰うほど 偉いこともなく
そして一年がゆっくりと 過ぎてゆく
やっと3日貰えるのが 夏休み

貴賓室のドアは 金文字のVIP
覗き込んで つまみ出されてる 夏休み
あたいだって町じゃ 捨てたもんじゃないのよと
慣れた酒を飲んで酔う 十把一絡げ

Summer Vacation あたいのために
Summer Vacation 夏翻れ

だけど あたい この夏は ちょっと違うのよね
昨夜買った 土産物屋のコースター
安物だけど 自分用じゃないもんね
ちょっと訳ありで 今年の夏休み

哀しいのは ドレスが古くなること
哀しいのは カレーばかり続くこと
だけど もっと哀しい事は 一人泣き
だから あたい きっと待ってる 夏休み

Summer Vacation あたいのために
Summer Vacation 夏翻れ

Summer Vacation あたいのために
Summer Vacation 夏翻れ


作詞/作曲/唄 中島みゆき