上 MD Link付 CDラジカセ
SONY ZS-D5
下 オートリバース カセットデッキ
SONY TC-K500R
バラ・コンを揃える前は
こういった
ラジカセ(CD無し)に
ピアノ・キー式のデッキと
組合わせて
音楽を聴いておりました
昭和40年代後半の頃です
今回は
まず 小手調べという事で
当時のスモール・システムを再現
原点回帰と致します
あの頃は
高価なテープなど 買えなくて
エコノミー・クラスの物を
繰り返し 使用していました
少しでも 近いテープ
maxell UR 90
今回 このテープを使います
ZS-D5のCD部には
‘地上の星’/‘ヘッドライト・テールライト’
シングルCDをセット済
ヘッドホン出力に 接続コードを挿し…
TC-K500Rの入力端子と結線
こうしておけば
FMラジオや カセットからも
録音可能となります!
さぁ このスモール・システムで
CDからの録音と いきましょう
モニターはヘッドホンです
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録音作業時の
各種ツマミの設定位置
NR OFF/BIAS 標準
PEAK LEVEL ±0dB(最大)
何のトラブルも無く
録音は終了し 再生へ移行
シャクッと 静かな動作音
使っていて 安心出来ますね
‘地上の星’
曲全体に低音の占める
割合が多く ダイナミックに展開
みゆき嬢の 独特なボーカル
間奏を彩る ヴァイオリンの音色
これを破綻なく再生するとは
とても 思えませんでした…
でもね 意外に聴けてしまいます!
分解能/音像の甘さは 否めません
しかし 気楽に寝転がり
ヘッドホンで楽しむには 充分で
お釣りが来ると思います
ゆったりとした曲調で
淡々と流れ行く ピアノの音色
呼応するように
朗々と奏でられる フルオケ
みゆき嬢と 男声の
バック・コーラスとの 掛け合い
聴き終えた時は とても
リラックス出来ています
ある意味では
‘地上の星’よりも
難しい曲だと思います…
これも同様の甘さを 見せますが
TC-K222ESJと 比較さえしなければ
曲の持つ雰囲気を
充分に伝えてくれます
ボーカルの サ行が強調されず
滑らかに再生されるのには
少し驚かされました!
テープも デッキも
性能が向上していますから
取るに足らない事かも
しれませんが…
当時を知る者として
まだまだ カセットには
充分すぎる 力がある事に
嬉しさを感じ
デッキを使う喜びも
噛み締めております!