かつて個性的で 魅力ある製品を
世に送り出してきた
AIWAという音響メーカー
国内外を問わずに
今でも根強いファンが多いのを
どれだけの方が
ご存知でしょうか？
自分がAIWAを知ったのは
TPR-830(stereo 830)という
ステレオタイプのラジカセを購入した時です
システムアップ用のスピーカー
SC-45とセット販売で
ステレオ・コンポの気分を
当時は味わっておりました
やがてラジカセは
大型・多機能/小型・シンプルと
二分極化してゆく訳です
AIWA CARRYIN' COMPO CS-5 ￥108.000
センターユニット(アンプ+チューナー+デッキ) S-U1 ￥79.800
スピーカー(12cmフルレンジ・バスレフ型) SC-E1 ￥6.100×２
キャリング・ボックス CB-1 ￥16.000
別売バッテリー・パック RB-10 ￥25.000
このキャリング・コンポ
室内でミニ・コンポ
車内でカー・オーディオ
(フル充電で４時間稼動/別売りのカーアダプターも有)
そして旅先でも音楽が聴けるという製品
今ならメモリー・オーディオで事足りますが
３０年前に その発想を製品化し
発売するところが凄い！
他社も追従して 同じ様な機種を
続々と発売しました
こういった多彩なオプションも
このプレーヤーの他に
エコーマイクやステレオ・ヘッドホンまで
取り揃えておりました
残念ながら
この製品の音は聴いていません
高級なコンポには劣るかも知れませんが
当時の持てる技術を結集し
このサイズで
発売した事実に
惜しみない称賛を与えられても
よいのでは
少なくとも自分は
そう思います
※このキャリング・コンポは、シリーズ化され
高級なモデルも存在したようです。
