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ようやく試聴機器も整ったので
AKAI GX-F44Rの梱包を解きます
オクの出品ページには
「ジャンク品」と書かれていたので
ある程度傷や凹み・錆などを
覚悟していたのですが
長い年月を経過したとは
とても思えない綺麗さ
前のオーナー様が大切に使い
出品した方が ぞんざいに扱わなかったからこそ
程度の良さが保たれたのでしょう
輸送上の衝撃を受けたのか
カセット・ホルダー内の照明が灯りません
資金に余裕が出来たら
メンテナンスに出す予定です
では 行ってみようか!
各表示と照明点灯OK
ヘッドホン・ボリュームに
ガリ/ハム音の発生なし
正/逆方向へのヘッドのシフト移動
全て順調に作動します
さあ 再生スイッチON!
1本目は1984年発売の
ポールモーリア
トップ・ヒッツ・スクランブル
この中から「スリラー」を聴いてます
軽快にアレンジされて
心地よい音に包まれ…?
何か昔聴いていた頃よりも
音質が良くなってる!?
いやいや 単なる錯覚でしょう
AXIA K1 64
(SL-P770→RS- BX747 Dolby NR off)
エンヤのベストCDからの録音
他のデッキとの互換性を試します
1曲目の「オリノコ・フロウ」
独特なサウンドを
何処まで再現できるのか?
スピード差感じず ワウ・フラも同様
彼女の声の微妙さや
全体に漂うエコー感も聴き取れる
これが SUPER GX ヘッドの再生力!?
自分の固着した音のイメージが
ものの見事に書き換えられました
本機が発売された80年代は
レコードやFM/AMチューナーの他に
CDプレーヤーからの録音が加わりました
まだ新しいメディアなので
技術ノウハウの蓄積も当然なく
硬質で耳が疲れる機種が多くて
その硬い音を中和するために
‘ビロード・タッチのような柔らかい音質’の
GX-F44Rを使用していたのです
あの頃に比べれば
CDもカセットテープも技術は円熟して
ある意味 評価が変わるのは当たり前かも
とすると…当時のデッキの秘めた性能って
とんでもなく高かったのでは
今同じものを発売するとしたら
一体どれぐらいの
価格になるのでしょうか?
またしてもカセットの魅力に嵌り
過去の認識も突き崩されてしまいました
今回は ここまで
次は録音機能などを書く予定です
※照明を落とした部屋で眺める
本機の照明イルミネーション…
ウットリするほど美しい!
あぁ 幸せだなぁ♪